個人向け国債の利率
個人向け国債の利率は､変動の商品と固定の商品があります｡
利率が固定されている｢個人向け国債 固定5年｣について取り上げます｡
｢固定5年｣は､平成15年3月から発行が始まり､随時､購入者を募集しています｡
これは従来の国債と同様､日本国政府が発行する非常に安全性の高い金融商品です｡
｢固定5年｣は､発行時の利率(ｸｰﾎﾟﾝ)が満期まで変わりません｡
発行時点で5年後の投資結果を把握することができます｡
発行時に設定された利率で､半年ごとに満期までの5年間､利子が支払われます｡
｢個人向け国債固定5年｣の利率(年率)は､基準利率-0.05%という式で計算されます｡
ここでいう基準利率は､募集期間開始日の2営業日前(10年固定利付国債入札日)において､市場実勢利回りを基に計算した期間5年の固定利付国債の想定利回りです｡
また､｢個人向け国債固定5年｣では､最低利率が保証されています｡
個人が安心して購入できるよう､経済環境等により5年固定利付国債の実勢金利が下がった場合でも､0.05%(年率)の最低利率保証が設定されているのです｡
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