実質金利
実質金利とは、物価の変動を考える場合の金利。
実質金利は、企業の資金需要を決定する重要な要素の1つとなります。
●実質金利が低く、名目金利が高い
⇒企業の資金需要は高まる。
●実質金利が低く、名目金利も低い
⇒企業の資金需要は停滞する。
例えば年間の物価上昇率が4%の状況で、年利5%でお金を借りたとします。
この場合、事実上年利1%で借りたのと同じ になります。
なぜか?理由は物価上昇により、1年後のお金の価値が4%減ってしまうからです。
そして、5%を名目金利、名目金利から物価上昇率を差し引いた1%を実質金利と呼びます。
(C)PLUS FACTORY