繰上げ返済
繰上げ返済とは､ﾛｰﾝ返済の途中で先々の返済分をまとめて返済することです｡
繰上げ返済をすることで元金を早く減らすことができ､その分の利息も軽減することができます｡
繰上返済には､ﾛｰﾝ残高をすべてを返済する｢全額繰り上げ返済｣と､残高の一部を返済する｢一部繰り上げ返済｣の2種類があります｡
また､一部繰り上げ返済には｢期間短縮型｣と｢返済額軽減型｣があります｡
●期間短縮型
期間短縮型とは､元金の一部を繰り上げ返済することで返済期間を短縮する方法です｡
住宅ﾛｰﾝの繰り上げ返済の返済方法の一つで､繰り上げ返済で返済した金額は､基本的に全額が元金部分に充当されます｡
このため､ﾛｰﾝを借り入れてからできるだけ早い時期に期間短縮型繰り上げ返済を行うと､繰り上げ返済分の金利をｶｯﾄでき､住宅ﾛｰﾝの総返済額を大きく軽減できるというﾒﾘｯﾄがあります｡
●返済額軽減型
返済額軽減型の場合､返済期間は変わらないので､繰り上げ返済実行時より残りの期間の元金部分から一部を繰り上げ返済にまわすことになります｡
当初と同じ金利､ﾛｰﾝ期間､繰り上げ返済で減った元金でﾛｰﾝ計算します｡
そうなると､その期間は元金は当初のﾛｰﾝ計画時より少なくなりますので､それに対応する利息も減ることになります｡
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