借り換えと繰上げ返済
住宅ﾛｰﾝの支払い総額を減らすための手段は「繰上げ返済」と「借り換え」の二つ｡
まずはじめにこの住宅ﾛｰﾝの「借り換え」のﾎﾟｲﾝﾄを紹介します｡
●借り換えのﾒﾘｯﾄ
・金利を引き下げて総返済額を減らす
・金利上昇への対策
・毎月の返済額を減らす
借り換えを積極的に考えるのは､ほとんどの場合、支払い年数が多く残っている場合や金利の見直しが近づいている場合です｡
借り換えには､登記簿の書き換えなど諸手続きが結構あるため、手間も手数料もかかりますが､やはりお得な場合は多いため､借り換えは有効な手段です｡
しかし､繰上げ返済のほうがお得な場合もあります｡
特に､住宅ﾛｰﾝを借り入れたばかりの頃は支払いの多くが利子への充当に当てられているので繰上返済によって元金を減らすのは支払い総額を減らすためにも特に有効です｡
ただ､繰上げ返済にも手数料などが必要な金融機関が多く100万円以上から､などと指定されていることがほとんどですから､計画的に行いましょう｡
※住信SBIﾈｯﾄ銀行は繰り上げ返済手数料無料､繰り上げ返済は1円から可能
また､住宅ﾛｰﾝ減税(控除)を受けている方は繰上げ返済や借り換えでどうなるかを事前に担当の金融機関で確認しておきましょう｡
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